参加する人が減るのは人生に「折り合い」がつき、日常生活を取り戻した人が増えた、とも受け止めることができるのではないか。ある参加者の男性は「みんなそれぞれの道を歩んだり、立ち止まったり、 これが17年という時間の幅です」と話した。三井さんは、200回の節目には、集まった仲間でささやかに節目の時を過ごせたら、と願う。「安全、安全な社会を作るために、あなたの力を貸してください。きっとこれからの社会で役に立つから」。これまでを振り返りつつ、しっかり前を見ようと誓う。
《JR福知山線脱線事故17年》「伝えたい」その気持ちだけで…負傷者と歩む 三井ハルコさん
2022/04/21