岡山・美作の新開発グルメ 老舗ホテルの料理長が作る「なぎビーフバーガー」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

岡山・美作の新開発グルメ 老舗ホテルの料理長が作る「なぎビーフバーガー」

LINEで送る

この記事の写真を見る(3枚)

 今春からスタートした、岡山・美作地域の食の魅力を伝える「美作国 “美味し国”プロジェクト」。特長的な項目の1つ、「新開発グルメ」は、地元の特徴的な食材をふんだんに使用して、野菜ソムリエや地域のホテル料理人らが自慢のレシピを開発したというものだ。その中には、老舗ホテルが携わる地元の和牛をいかしたメニューがある。

 地元や観光客に長年にわたって親しまれている、湯郷グランドホテル(岡山県美作市湯郷)。その料理長が開発した「なぎビーフバーガー」が、「美作国 “美味し国”プロジェクト」の新開発グルメに認定されている。

なぎビーフバーガー(写真提供:湯郷グランドホテル)

「なぎビーフバーガー」は、その名の通り、パテに岡山県奈義町産の肉牛「奈義牛(なぎビーフ)」を使用している。また、バンズには小麦粉ではなく美作産黒豆を入れた米粉を取り入れ、モチモチ感を出している。そして、ソースは試行錯誤の上でみそを調合して肉に合う味にしただけでなく、野菜にもパンにも合うように開発を重ねて作成した。

 開発した湯郷グランドホテル料理長の山元隆喜さんは、「当館は、奈義牛取扱店1号店ですので、この肉の味の良さを皆さまにも味わっていただいという思いで作成しました」と話す。価格の高い奈義牛を、気軽に楽しんでもらえるように、いろいろな部位の切り落としを使用することによって、価格を1,000円(税込み)とすることも可能になった。

「2020年アメリカ合衆国ラグビー代表チームの合宿の際、提供する予定だったのですが、コロナにより歓迎セレモニーが中止なりました」と山元さんは「なぎビーフバーガー」の本場の人々への提供がかなわず残念がったが、地元の味をさらに広めるべく、この新開発グルメが今後、湯郷の地の新たな名物になることが期待される。

「なぎビーフバーガー」は、湯郷グランドホテルの喫茶営業時間内(午前9時~午後5時)で提供されている。また、同ホテルの宿泊者以外も利用が可能となっている。

湯郷グランドホテル(写真提供:湯郷グランドホテル)
湯郷グランドホテルの露天風呂。血流の流れを良くする効果があるという窒素ガスが多く含む湯郷温泉の泉質は、世界的にも希少なものだという(写真提供:湯郷グランドホテル)

※ラジオ関⻄『羽川英樹ハッスル!』2022年5⽉19⽇放送回「岡山県北ハッスル情報」より

◆湯郷グランドホテル 公式HP
◆「美作国 “美味し国”プロジェクト」

LINEで送る

関連記事