夏だ!映画だ!神戸の名画座&ミニシアター映画情報をイッキに紹介

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 今年の夏は特に厳しい暑さが続きますが、涼しい映画館で静かに作品を鑑賞し、節電と“一石二鳥”、感動で心を満たす夏にしてみてはいかがでしょうか。その中で、映画館の涼しさとは裏腹に、神戸の映画館では感動で胸を焦がす熱々の名作が多々上映されます。この夏の神戸の映画情報をイッキにご紹介しましょう。

 まずは、今では貴重となった二本立ての名画座、神戸新開地「パルシネマしんこうえん」。午前9時から名画を上映する「朝パル」から始まり、支配人が選ぶ新旧とりまぜた2本立て作品が常に人気で、今週は何を見ようかなと足を運ぶ多くのファンによって支えられています。

「パルシネマしんこうえん」

 7月23日(土)には、映画を愛する神戸の大学生で結成された「映画チア部」とのコラボレーション企画、オールナイト上映会が行われ、避暑地シチリア島をテーマに、『ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版』と『グラン・ブルー完全版』の2本が上映。なかでも『ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版』は映画館が舞台の名作。このたびはフィルム上映が行われます。

 7月29日(金)~8月1日(月)の4日間は、1972年~1990年に製作された『ゴッドファーザー』3部作を上映。それぞれが2時間を超えるため、朝からおよそ9時間にわたり一挙上映する大胆なプログラムです。4日間がゴッドファーザーのみとなるため「上映を決定するまでとても悩みました」と、パルシネマの小山支配人。

 その後も名作は続き8月14日(日)には青春映画『スタンド・バイ・ミー』が夏休み特別上映として行われます。

写真は「パルシネマしんこうえん」の小山支配人

 一方、パルシネマしんこうえんの近隣にあり、1957年から神戸・新開地で時を刻む65年目の老舗映画館「Cinema KOBE」は、映画館から出るとヒーロー気分になるアクション作品が人気の映画館です。

 同館では、8月13日(土)からUKロックの歴史が刻まれた伝説の音楽スタジオが舞台のドキュメンタリー作品『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』と、ヒット曲で綴る『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』を、8月27日(土)からは70年代伝説の女性ロッカースージー・クアトロの生き様に迫る『スージーQ』と、ウェストコーストロックの名曲を綴るジャクソン・ブラウン出演『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』をそれぞれ上映するなど、ロックファンにとって特別な作品が続きます。

「Cinema KOBE」

 そして昨年に引き続き、今年も全国の7会場で「夏休みの映画館2022」が開催され、小学生から大人まで楽しめるプログラムとして選ばれた全7作品が公開されます。

 7会場のうちの1つには、神戸のミニシアター「元町映画館」も名を連ねます。同企画では7月30日(土)~8月5日(金)の期間中、活動写真弁士のカツベンとピアノ伴奏によるサイレントコメディー映画でシネマの歴史を楽しめるほか、高畑勲監督作品『セロ弾きのゴーシュ』、湯浅政明監督作品『夜明け告げるルーのうた』、ジャック・ドゥミ監督作品でカトリーヌ・ドヌーヴ主演の『ロシュフォールの恋人たち』など、最近ではスクリーンで見ることができない貴重な作品を楽しめます。(※ちなみに、神戸以外の会場は、横浜の「シネマ・ジャック&ベティ」、群馬・高崎の「シネマテークたかさき」、大阪の「シネ・ヌーヴォ」、鹿児島の「ガーデンズシネマ」、熊本の「Denkikan」、長野・松本の「松本cinemaセレクト」です)。

 この夏は港町・神戸の映画館で、バラエティー豊かな想像の旅が楽しめそうです。


【「パルシネマしんこうえん」公式HP】
【「Cinema KOBE」公式HP】
【「元町映画館」公式HP】

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