明色化粧品「美顔水」130年を越えて、女性の素顔と心を潤してきた”お守り”…変わるニーズ・変わらぬ処方 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

明色化粧品「美顔水」130年を越えて、女性の素顔と心を潤してきた”お守り”…変わるニーズ・変わらぬ処方

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 「明色」の商標(ブランドネーム)は1931(昭和6)年の満州事変後、世間が混沌として心が落ち込む時代、社会を明るくしたいとの思いで命名。メイク落としの「明色クリンシングクリーム」からデビューした。アストリンゼンはその後に誕生する。明色化粧品は桃谷順天館グループの一角をなす。

 また、ラジオCMの「美人は夜つくられる」というキャッチコピーや、吉永小百合さんを起用した1970〜80年代のテレビCMでも知名度を上げていった。

「明色クリンシンクリーム」(写真左上の丸缶)は1932(昭和7)年に発売 “明色シリーズ”として初

■2000年代の競争激化に対応、リニューアルを重ねて得たもの

 世の中の流れも変わると、人々の好みも変わる。商品も進化し、多様化する。典型的なのが、「明色スキンコンディショナー」。

「ローズアストリンゼン(現在は発売していない)」はその後、バッファ効果を継承して進化していく<※画像提供・明色化粧品>

 バッファ効果を受け継いだ「ローズアストリンゼン」を、2011年にリメイクして“オーガニック・ローズ”というネーミングに。若い女性をターゲットにして人気が出たが、年齢が上がるとともに少しずつ商品から離れていった。

「ローズアストリンゼン」を2011年にリメイクした「明色スキンコンディショナー・オーガニック・ローズ水(現在は発売していない)」<※画像提供・明色化粧品>
2020(令和2)年にリニューアルした『明色スキンコンディショナー』この後、さらに進化する<※画像提供・明色化粧品>

 【桃谷順天館 公式ウェブサイト】

 【明色化粧品 公式ツイッター】

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