里芋は料理に合わせて使い分けを 野菜ソムリエに聞く「赤芽」と「白芽」の違い 下処理方法も解説 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

里芋は料理に合わせて使い分けを 野菜ソムリエに聞く「赤芽」と「白芽」の違い 下処理方法も解説

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 秋から冬にかけて旬をむかえる里芋。親芋に子芋、そして孫芋が連なった状態で掘り起こされる姿から、「子宝に恵まれる」と正月には吉祥料理の食材として使われている。そんな里芋は、実は赤芽と白芽という2種類に分けられるという。

親芋

 そこで、兵庫県産を中心とした新鮮な食材を取りそろえるナナ・ファーム須磨の広報であり、野菜ソムリエでもある神垣八千代さんに違いを聞いた。

 私たちになじみのある一般的な里芋は「白芽」と呼ばれる種類で、ねっとりとしたやわらかい食感が特徴。また、煮崩れもしにくいため、形を整えたい料理に向いている。一方、「赤芽」または「セレベス」と呼ばれる種類は、きめが細かくホックリとした食感で、長く加熱すると溶けやすいため、大きめに切って含め煮などに使うのがおすすめだという。

里芋の煮つけ

 また、下処理については、水で洗い、濡れたまま耐熱容器に並べ、ラップをして3~5分電子レンジで温める方法がオススメ。手でつるりと簡単にむくことができ、火の通りも早くなるそうだ。

市場に並ぶ里芋

 ナナ・ファーム須磨には、丹波、播磨など兵庫県を中心とした産地の里芋が入荷しており、神垣さんは「料理にあったサイズの里芋を選んでほしい」と話す。


■ナナ・ファーム須磨
兵庫県神戸市須磨区外浜町4-1-1
電話 078-733-7722
※店舗ごとに営業時間や定休日が異なるため、詳しくはナナ・ファーム須磨の公式サイトを参照

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