嗜好品として人気が高いコーヒー。購入してきたコーヒー豆を使用し自宅で淹れる人も多いが、コーヒー豆は基本的に長期保存するものなので保存方法も気になるところ。コーヒー豆や輸入食品を販売する「ジュピター須磨パティオ店」の店長、岸田さんに正しい保存方法を聞いた。
ジュピターでは、豊かな香りで味わい深いアラビカ種100パーセントのレギュラーコーヒー豆を取り扱い、200グラム単位で販売。生豆の芯から焼き上げる直火式自家焙煎により、コーヒーの香り、コク、うまみが豊かに仕上がるよう製造している。店頭では、コク、苦味、酸味、甘みの4項目をコーヒー豆ごとにグラフ化することで、初めて飲む場合にも味の違いがわかりやすいように表示している。
豆のまま購入することはもちろん、エスプレッソマシンを使用する場合やペーパードリップなど、淹れ方に応じて豆を挽く粗さの指定をすることも可能だ。
さらに、顧客の好みにあわせてオススメの豆の提案も行う。たとえば、カフェオレが好きな人には強烈な苦みと香ばしい味が魅力のフレンチコーヒー豆を、アイスコーヒーをよく飲むという人には氷で割っても味が薄まらないように深煎りの豆をすすめている。
岸田さんによると、長期保存することも多いコーヒー豆は保管場所の異臭を吸収しやすいため、密閉容器を使うのがいいという。特に、粉状に挽かれて表面積が大きくなったコーヒー豆が異臭を吸着しやすいようだ。
水分・酸素・光・においを遮断し、低温の場所に置くのがいいそうで、長期保存する際は冷蔵庫ではなく冷凍庫がベストだという。コーヒー豆は水分がほとんどないことから凍りにくいようで、常温に戻してから抽出するのがよさそうだ。
ジュピターでは世界各地のチョコレートも数多く取りそろえており、バレンタインに向けて商品数を増やしていくという。
「季節限定のチョコレート商品などもおすすめですが、当店ではワインの種類も豊富です。甘いものが好きではない人には、ワインやコーヒーを贈るのもいいのではないでしょうか」と岸田さん。生ハムやウインナーといったお酒のおともも多く取り扱っているので、セットにして贈るのも喜ばれそうだ。
※ラジオ関西『須磨パティオpresents河上幸恵のゆる~くふわっと魔法の時間』2023年2月3日放送回より
◆ジュピター 須磨パティオ店
住所:神戸市須磨区中落合2-2-7須磨パティオ 健康館1階
(神戸市営地下鉄「名谷駅」すぐ)
電話番号:078-791-5411
営業時間:10:00〜20:00
定休日:須磨パティオに準ずる
※コーヒー豆から輸入食品まで、世界各国の食材が並ぶ輸入食品店