食レポ定番フレーズ“コクがある”ってどういうコト? 大学教授→「3つの要素で数値化される総合感覚」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

食レポ定番フレーズ“コクがある”ってどういうコト? 大学教授→「3つの要素で数値化される総合感覚」

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 西村教授は食品や料理がどのように構成され、調理をされているのかの過程を考えれば“コク”があるかどうかは食べずとも把握することができると話します。

「コクの語源は中国の“酷”からきているとされており、広辞苑の語義では『濃厚な味』や『深みのある味』などと記述されています。このようにこれまで曖昧だった“コク”は、研究によって明確に定義できるようになったのです」(西村教授)

コクの語源は中国語にあるとされる

 もし食レポで“コクがある”と言いたい場合にはどうすればよいでしょうか? 

「コクにも様々な種類があります。ですので『広がりの強いコクですね』とか『余韻の強いコクですね』というように、“どのようなコクなのか”を説明するとより明確かと思われます」(西村教授)

(取材・文=宮田智也 / 放送作家)

“どのような”コクなのかを説明することが大切
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