ラジオは「素」こそ面白い! 葛藤を乗り越えて生まれたラジオトークバラエティー「げっくり」の魅力 「聴けば笑える放送に」

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春名くんがめっちゃ頑張ってくれたときがあった。そのとき信頼感が生まれた(近藤)

――春名アナは、時に番組のなかで近藤さんとタメ口で話していて、それにも驚きましたが……。

【近藤】 それ、みんな言う!

【春名】 最初からですよね。(近藤さんに)「いいですか?」と聞いたことはないですよね。

【近藤】 何でそうなったのかはわからないですが、全然それはいいよ。私も年上の人にため口を使うタイプなので。でも、先々週くらい「おまえ」って言ってたよね、私に……。

【春名】 「おま……おまえ」って言っちゃいました……、我にかえって。

【近藤】 でも、タメ口になる加減もわかっていらっしゃると思うので、全然ちょうどいいと思います。春名くんがタメ口を使いすぎていて文句を言われるかも、やばいかもと思ったときは、私が先に敬語になります。お互い盛り上がりすぎて、攻撃的になったときは、私が絶対敬語でしゃべりかけているかな。礼儀正しさを出さないと、リスナーさんにもよくないのかなと。(トークの)さじ加減やバランスは考えていますよ。

【春名】 あやつられてます……。

【近藤】 そんなことはないです(笑)。

【春名】 敬語になると固くなってしまうので、くだけた言葉に変えていると、いうことにしてください(笑)。そうでないと、本当に失礼なやつなので。

【近藤】 いいと思うよ、崩さないでほしい。私はそういうアナウンサーがいいと思っているので。こう言われたからといって来週に(話し方を)変えようとしたら、むちゃくちゃへたくそになるからやめて!

【春名】 変えようとしないから。

【近藤】 変わったね~! 反省してグチグチ言っていたのに(笑)。でも、いいと思うよ。

【春名】 反省したころのほうが深みがあった気がする……自己評価では。

【近藤】 深みのあるラジオ、したことあったっけ? 私はないで。でも、春名くんができるというのを私は確信したことがあったから。私が落ち込んで全然しゃべられへんとき、めちゃがんばってくれた1日があったんです。あれは本当に助かったもん。「今日やばい、ほんまテンション的に、精神的にしゃべられへんわ」というとき、すっごいがんばってくれて。「この人、ちゃんとできるんだ」と。そのとき、信頼感がすごく生まれたんですよ。「あ、大丈夫だ、私が何もしゃべれない、話のネタを持ってこなくても、丸投げしてもしゃべってくれるんだ」と思った瞬間でした。だから忘れない、感謝しています。

【春名】 ありがとうございます!

【近藤】 その信頼を今後も裏切らないでください。

「春名くんができるというのを私は確信したことがあったから」(近藤)

「げっくり」は私にとっての転換期の最初の仕事。「夏子の一番の素を出せる30分があってよかった」と言われるようになった(近藤)

――そして、近藤さんとしては、3月から4か月連続リリースが決定し、ソロライブも予定されています。音楽活動に番組が役に立ったことはありますか?

【近藤】 私の曲がフルで流れること(笑)。それはともかく、コロナのこともあり、ライブなどができないときもあったのですが、ラジオの公開収録でリスナーさんが来てくれたとき、やっぱりこうやって人が来てくれるのは楽しいなと思って、それがまたライブをやりたいなという気持ちにつながりました。ラジオのリスナーさんがイコール、お客さんになってくれているんです。「げっくり」で新しいリスナーさんが増えたことで、新しいお客さんが来てくれるのは助かっています。


◇「げっくり」オープニングトークより

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