ラジオは「素」こそ面白い! 葛藤を乗り越えて生まれたラジオトークバラエティー「げっくり」の魅力 「聴けば笑える放送に」

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――自身の楽曲のリリースも久しぶりになります。コロナ前の日常に戻りつつあるというのも大きかったですか?

【近藤】 コロナはまったく関係なく、完全に個人的な理由です。昨年の1年間で「自分は死んだ」と言っているのですが、前世と今世をわけるくらい、昨年が自分の変革期でした。昨年より前の自分は、本当にいろんなことが麻痺していて、何がやりたいのかもわからないと、どん底になっちゃって。でも、そこから切り替えて、いろんなことが楽しいと思ったり、いろんなことに興味を持ちだせるようになったんです。そのなかで、やっぱり一番やりたいのは何だろうと思ったとき、「歌いたい」と。そう言い出す勇気はあまりなかったのですが、言ってみたら「歌ってよ」「歌ったらええやん」と、周りのみんなが盛り上げてくれて、それが4か月連続リリースにつながりました。私の性格もゼロか100かというところもありますが、そんな感じでちょっと言ったことに乗っかってくれたことで、「じゃあ歌わせてもらいます」という感じで進んだので。正直コロナのことよりかは、どっちかというと自分が変わった感じです。すごく大きく変わったと思います。

――近藤さんの変化を、春名アナはそばで感じられましたか?

【春名】 いや……わかりません。

【近藤】 うそでしょ!?(笑)

【春名】 僕は(それまで)リスナーとして“前世の”近藤さんと接していなかったので。“前世の”近藤さんとやるといわれると大丈夫かなと思うのですが……。そんなに大人になってくれたので、たぶん僕とやってくださっているのかなと。いい意味で大人になるというか、成長した、人間として、もう一段、上に行ったというか……。

【近藤】 なんか言い方が腹立つな。今のところ、一言一句使ってください! 「上から目線で」と!

【春名】 (笑)。より人間として魅力的になり続けている方と、年を同じくして始めた番組なので。

【近藤】 本当にそうかもしれない。「げっくり」は私にとっての転換期の最初の仕事でした。昨年の4月は私が世の中でなんとなく生まれ変わったばかりのタイミングで。そこで「げっくり」が始まってくれたのはむちゃくちゃ助かっています。それがお昼の番組で、お昼の番組なのに自由にしゃべらせてくれるオープニングの30分があって、(そういう時間が)毎週コンスタントにあるのは、すごく助かっているし、今となっては私のファンの人に「『げっくり』があってよかったね」と言われています。いろんな仕事でバタバタしたりするのですが、いろんなところに行って、いろんな仕事をして、いろんな顔を持つけど、「げっくり」では、「夏子の一番の素を出せる30分があってよかったですね」と言われるようになりました。この1年で。

「(近藤さんの変化について)いや……わかりません」(春名)、「うそでしょ!?(笑)」(近藤)

――近藤さんにとって「げっくり」を通じて、いまや、春名アナが素を出せるパートナーになっている?

【近藤】 本当にそうです! 素を出せる番組かもしれないですね。でも、結局ラジオというのは、素を出している番組が一番面白くないかな? 私はそう思っています。だから浮き沈みがあっていいと思っているので。

【春名】 僕はまだ「ここで何を言ったらどうなるのかな」と、(トークの小手先の)テクニックばかり考えてしまうところがあるので。今後はもっと素を出せればと思います。

【近藤】 それはあなたのスタイルでいいんじゃない? それでやり続けて! 手の内、全部あかしてあげる! 「キャラづくりしてますよね」「あれ全部キャラですよね」と(笑)。

【春名】 かわいく思われたい年頃なんです……。

【近藤】 そういうのを超えていこう!


◇「げっくり」オープニングトークより

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