【小出さん】 摂取量や頻度は飲まれる方のお好みにはなりますが、弊社の甘酒(ストレートタイプ)が1本350ミリリットルですので、2~3日で1本飲んでいただくことを推奨しています。体のことを考えると毎日飲んでいただきたいのですが、味があるものですので、どうしても飽きがきてしまいます。そういう時には、少しアレンジを加えてみるのもおすすめです。
酸味がある飲み物との相性がいいので、トマトジュースやフルーツをお好みの量で割ったり、きなこやねりごまを加えてスムージー風にしたりするのもおいしいですよ。また、お料理やスイーツにも砂糖がわりに甘酒を使っていただくと、砂糖の量を減らしつつコクが出ます。
[簡単甘酒ドレッシング]
・甘酒(ストレートタイプ) 50ミリリットル
・酢 大さじ1
・こめ油 大さじ1
全ての材料をよく混ぜ合わせ、お好みのサラダにかけるだけの簡単レシピ!
[簡単甘酒しょうが焼き](2人分の材料)
・豚肉(うす切り) 200グラム
・甘酒 大さじ1.5
・調味料(しょうゆ 大さじ1.5/みりん 大さじ1.5/おろししょうが 小さじ1)
・こめ油 適量
1)ポリ袋などに豚肉・甘酒を入れもみ込み冷蔵庫に1時間〜半日入れておく。
2)調味料をまぜ合わせ、1に入れてよくもみ込む。
3)フライパンに油を入れ、中火強で焼く。
――飲むだけでなく、砂糖のかわりにも使用できるのですね。これなら、お子さんや甘酒の味が苦手という方でも摂りやすそうです。
【小出さん】 甘酒は、美容にも健康にもよい万能のドリンクです。冷やしても温めてもおいしく飲めますし、後味のすっきりとした自然な甘みですので、いろんなアレンジも可能です。
日本盛でもプレーンだけでなく、生姜入り、ゆず入り、黒ごま入りなどの味をご用意しておりますし、もち麦を加えた「もち麦と糀のけんこう甘酒」はGABAを含んでおり「高めの血圧を下げる」機能性表示食品でもあります。夏バテ防止ドリンクとしてももちろんですが、一年中、甘酒とのけんこう生活をお楽しみいただければ幸いです。
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いかがでしたか? 江戸時代から、庶民の夏を乗り切るパワーフードとして愛されてきた甘酒を、上手に毎日の生活に取り入れて「脱夏バテ」を! これからの夏本番、厳しい暑さが続きますがどうぞ健やかにお過ごしください。
(取材・文=中口のり子)