【岡山県・真庭市】幻の芋「銀沫」販売解禁! 地元特産品として盛り上げはかるスタンプラリーも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【岡山県・真庭市】幻の芋「銀沫」販売解禁! 地元特産品として盛り上げはかるスタンプラリーも

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 岡山県真庭市・勝山地区のこの時期の特産と言えば、「銀沫(ぎんしぶき)」。毎年11月から3月にかけて販売(収穫状況により変更もあり)されている伊勢芋をルーツとする山の芋で産地も全少ない希少品種だ。

銀沫(ぎんしぶき)

 アクが少ないためすりおろして時間がたっても雪のように純白で、つきたての餅にように粘りが強い。とろけるような食感と濃厚な味わいが特徴で、風味、甘味も自然薯にも負けないという。20年ほど前からこの地域の特産品にしようと力を注いでおり、今ではすっかり定着した。今年は、昨年よりも収穫量も多くなりそうだという。

 代表的な食べ方は「とろろご飯」。銀沫ならではの粘りがもっとも楽しめる。

銀沫のとろろご飯

 うどんやそばにかけるのもおすすめの食べ方だそう。お好み焼きの生地に加えればふんわりと仕上がる。コシのある粘りをいかし、スプーンですくって鍋や汁物に落として具のひとつにしても。意外にも洋食との相性が良く、チーズなどと合わせるのもおもしろいのだとか。話を聞いた勝山観光協会の宮本さんはうどん屋を営んでおり、この時期は「銀沫」を使ったメニュー目当ての来店客が多いと語っていた。

麺類にトッピングした銀沫のとろろ

 この「銀沫」のスタンプラリーが、来年2月29日まで開催されている。「銀沫」の料理提供飲食店と購入できる販売店を紹介しているMAPが作成されていて、勝山町並み保存地区の周辺にある加盟店18店舗の中から異なる3店舗のスタンプを集めると“500円割引券”として使用できる。食べ歩き・買い歩きに大いに活用できそうだ。

 ちなみに勝山町並み保存地区は、出雲街道の宿場町・城下町として古くから栄えてきた地区。土蔵・白壁・格子窓等の古い町並みが今なお残ることから、1985年(昭和60)に県下初「町並み保存地区」に指定された。最近では、”のれん”と酒蔵・旧家・武家屋敷跡がマッチするノスタルジックなロケーションに出会えるスポットとして、観光客がこぞって訪れているそう。

 来年3月1日~5日には「勝山のお雛まつり」も開催される。150軒ほどの店や家に様々な雛人形が並ぶ、勝山の風物詩となっている。

※ラジオ関西『羽川英樹 ハッスル!』 2023年11月23日放送回「岡山県北ハッスル情報」より

◆真庭市勝山の幻のやまのいも「銀沫(ぎんしぶき)」
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