斎藤・兵庫県知事、百条委初尋問「20m歩かされたことに怒ったのではない」「告発、大変ショック」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

斎藤・兵庫県知事、百条委初尋問「20m歩かされたことに怒ったのではない」「告発、大変ショック」

LINEで送る

この記事の写真を見る(10枚)

 斎藤元彦・兵庫県知事のパワハラ疑惑などを告発した文書問題で、斎藤知事本人に対する証人尋問が30日、兵庫県議会の調査特別委員会「百条委員会」で行われた。斎藤知事自身の出頭は初めて。

百条委員会に出廷する斎藤元彦・兵庫県知事〈2024年8月30日午後・神戸市中央区 兵庫県議会〉

■斎藤知事、改めてパワハラ否定

 元県民局長の男性(2024年7月に死亡)による告発文書では、斎藤知事のパワハラ行為をを中心に7つの項目が記されている。

■20メートル歩かされて怒ったのではない

 この日の証人尋問で、訪問先の施設に到着した際、公用車を降りて20メートル歩かされたことに激怒したとされる件について、委員から説明を求められた斎藤知事は、「歩かされたことに怒ったのではない。(公用車の)円滑な進入経路が確保されていないことに怒った」と述べた。

証人席に座る斎藤知事 この日は弁護士も同席した

 斎藤知事は、施設の玄関で待機していた職員2人に「『なぜ、車止めを退けておかなかったのか。外すのを失念していたのではないか』と発言したと記憶している」とした。

 そして、「(訪問先での)会議直前だったこともあり、大きい声で、それなりに強く指摘したと思う」と振り返り、「当時の認識としては、合理的な指摘だった」と話した。

■告発文書、誹謗中傷性が高いと……

LINEで送る

関連記事