斎藤知事はまた、男性の告発行為を公益通報としての調査を待たずに懲戒処分(停職3か月)としたことについて、「真実相当性に疑問がある。告発文は誹謗中傷性が高い。懲戒処分は適切だった」と話した。
そして「(告発を知り)大変ショックだった。何でこんなことになったのか。(県庁で働く)仲間からこのような文書が出たことは残念だ」と述べた。
斎藤知事は3月20日に告発文書について知り、翌21日に元副知事(当時)や前総務部長ら当時の側近に作成者を調査するよう指示した。
男性の公用パソコンは県当局に押収された。
その解析の結果、男性が勤務時間中にプライベートな文書を作っていたことなどを理由に、県は5月7日、告発文書作成を含む4件の非違行為(服務規定に違反する行為)があったとして懲戒処分とした。
■厳しい上司だと……
百条委が実施した県職員へのアンケートに“厳しい叱責”などの記載があったことについて、斎藤知事は「言い方が厳しく、時に大きな声を出してしまったことは、申し訳ないと思っている。厳しい上司だと思われていると思う」と述べた。
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