神戸市垂水区、JP垂水駅からほど近い場所にある「イタリア料理AeB(アーエーベー)」(以下、AeB)は、世界各国の珍しい食材を駆使した料理が評判のイタリアンレストランだ。
同店を運営する株式会社担英未来の常務取締役、藤井洋佑さんは「特選素材というカテゴリーに非常に強く、シェフが様々なところから仕入れてきた食材がそろう。その中からお客様にチョイスしていただけるのが強み」と胸を張る。
もともとは鮮魚や青果を扱う店から始まった。藤井さんは、AeBの近所にある「和田商店」で鮮魚を担当。「そこから、鮮魚や青果をいかした店を作ろうということで『イタリア料理AeB』、そして同じ垂水区に『和食処 將』ができました」と藤井さん。
世の中で、千円でべろべろに酔える“せんべろ”の飲食店は多く見かけるが、AeBでは1万円でべろべろに酔える“まんべろ”を打ち出している。「希少価値の高い食材を使っているため、どうしても仕入れ価格が上がってしまいます。周囲の店と同じものを使って安く提供するのではなく『違うものを使うからこそ、違う価値を見出だす』のが大事。その中でたどり着いたのが“まんべろ”という形です」と藤井さんは語った。
そんな藤井さんのオススメは、白身の高級魚であるコチや生のちりめんなど、地元の垂水漁港から上がってくる旬の食材の数々。それらをふんだんに使った料理を提供していくという。
垂水商店街振興組合の理事長も務める藤井さんは、「地域密着型の商店街として、垂水を盛り上げるべく様々なイベントを行っていきます」と意気込んでいた。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』より