【熊元】 ナメるというよりは……言葉を間違えましたね。えー、「当たり前じゃないんやぞ」と……。
【稲田】 「おごらず」みたいなニュアンスってこと？
【熊元】 そういうことでもあります。全国の方に、私らから神戸を知ってもらうくらいの気持ちで挑みたいなと。神戸のことをまったく知らなかった人はいないと思うんですが…………えぇ～と、ちょっと待ってくださいね……。
【稲田】 もう無理やって（笑）。
【熊元】 ハーバーランド大好きなんですよ、私ね。
【稲田】 知ってる知ってる。
【熊元】 私、地下鉄沿線に住んでいたので、けっこう「カーバーランド」って言ってたタイプなんです。
【稲田】 え、言い方ちゃうんですか？ カーバーランド？
【熊元】 いや、ハーバーランド（笑）。ハーバーランドはJR神戸駅からも歩いて行けるんですが、私は地下鉄沿線だったので（神戸市営地下鉄海岸線の）ハーバーランド駅で降りていたんです。だからあの辺の地域を「神戸」とは呼ばず「ハーバーランド」と言ってて。だから、ハーバーランドで公開収録できるのはうれしいですね。プライベートでずっと「デートで行きたいな」と思って、行ってないところなので……。
【稲田】 行ってないの？
【熊元】 レンタル彼氏としか行ってない（笑）。だから、すごいうれしいですね。ごめんなさい、内容がない話で。
【稲田】 これだとまとめられへんくて、夜まで悩んで、またオンオフ付けられへんくなるで（笑）。
——公開収録に向けて、稲田さんの心境はいかがですか？
【稲田】 前にやらせてもらったとき、熊元さんの知り合いが来てくれたのがめっちゃうれしかったんですよ。ハンドボール部の先生とか、ちゃんと熊元さんのことを昔から知ってる人と生で会えた。前はめっちゃ大雨やったんですが、それでも応援しに来てくれて。それって、だいぶ熊元さんが愛されてるってことですし、熊元さんが神戸を好きやってのもわかってるんで。神戸でできるのはうれしいですね。
【熊元】 本当にそう。私の地元の人が来てくれた、それをよく覚えてくれてましたね。
【稲田】 うれしかったから。
【熊元】 バイト先のスーパーの、私は精肉部門やったけど、塩干部門の社員さんが来てくれたりしました。そういうのはすごくうれしいですね。もっと神戸を広めていきたい。十分広まっているんですけども、世に広めていきたいです。
◇「これからも七人八脚で」
——Podcast番組『紅しょうがは好きズキ！』がスタートして、1年以上経ちました。これまでで、特に印象に残っていることはありますか？
【稲田】 番組イベント（『紅しょうがは好きズキ！初イベント みんなー！ボクサーパンツ穿いて幸せになろうよ！』 / 2024年5月4日に神戸新聞松方ホールで開催）ですね。ラジオ関西の番組のイベントやし、神戸でできたのが良かったです。熊元さんのお母さんが来てくれたり、うちのお母さんも電話で出演したり……番組でけっこう家族の話をしているので、お客さんもワクワクしてくれたんじゃないかな。あと、熊元さんがおすすめしたお店に実際に行ってくれた方もいて、そういう面でも神戸をお伝えできたのかなと思います。東京でも、またやりたいですね。
【熊元】 東京に来て番組を聞いてくれる人を増やして、そのうえで神戸に帰れるのはだいぶありがたかったですね。あと、私は稲田さんのお見合い企画も印象に残ってます。あそこで、稲田さんは「本当に嘘をつかない人なんだ」と皆さんにも伝わったと思いますね。
