また「アーモンドトースト」をはじめとする“地元グルメ”も人気を博しており、姫路の商店街は今もなお、時代に合わせて進化を続けています。

今後、商店街として目指す姿を濵本さんに聞きました。
「各エリアごとにビジョンを持って、より魅力的な形にしていけたらと考えています。『このエリアにはこういう業種の方々にぜひ来てほしい』といったように、それぞれの地区に合った業種や雰囲気を明確にしていく。そうすることで、お客様にとっても分かりやすく訪れやすい場所になっていくのではないかと思うんです」(濵本さん)
決して“排他的”になることなく、「この場所に来たらこれもあって、あれもある」というように、目的が一致した店舗・企業が共存し、互いに補完し合える……そんな形が理想なのだとか。
「そうすることで、商店街それぞれの良さが失われずに続いていくことにも繋がるのだと思います。そんな未来像を描きながら、日々、ひとつひとつ取り組んでいきたいと考えています」と、濵本さんは力強く締めくくりました。
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時代とともに姿を変えながらも、人と人とのつながりや温かみを守り続けてきたこの商店街には、今もなお地域に根ざした新たな挑戦が生まれています。
(取材・文=洲崎春花)
※ラジオ関西『ヒメトピ558』2025年4月18日、25日放送分





