ラジオ関西『Clip』水曜日では中四国地方(=岡山・広島・島根・鳥取・山口・愛媛・高知・香川・徳島)の魅力に迫るコーナー「トコトン中四国!」を放送中。第5回目は岡山県にフォーカスし、岡山県大阪事務所の池上さんに話を聞きました。(※番組パーソナリティー:ワタナベフラワー)
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降水量が1mm未満の日数が全国で一番多く、温暖な気候で果物が盛んに育ち「果物王国」と称されることもある岡山県。中でも「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は、生産量最多を記録しています。さらに同県が発祥の地となっている酒造好適米の「雄町米」や、日本三名園として名高い「岡山後楽園」など様々な魅力を擁していると池上さんは話します。岡山ファンであるボーカルのクマガイタツロウは「よく行くんよね。倉敷市も好きです」とコメントしました。

同県の備前地区は日本六古窯(※)に数えられており、国内屈指の“やきもの産地”です。ここで作られる「備前焼」は、釉薬を使わず土と炎のみで生み出される自然な模様が特徴。千利休や豊臣秀吉、北大路魯山人など、茶人・武将・粋人に古くから愛されています。収録スタジオにはそんな備前焼の“ぐい呑み”が登場。中にはワインが入っており(ボーカルのクマガイタツロウのみお茶)、通常のグラスと飲み比べを行いました。「味がまろやかになった」「お茶でも違いが分かる」「香りが後から広がって来る! 」とメンバーは驚きを隠せない様子。
※日本六古窯(にほんろっこよう)/備前(岡山県)・越前焼(福井県)・信楽(滋賀県)・瀬戸(愛知県)・常滑(愛知県)・ 丹波(兵庫県)を指す。

池上さんによると、現在「万博記念公園駅」にて岡山県に関連したイベントが開催されているとのこと。方言に関する催しや、備前焼を使用した飲み比べ企画も実施されており地酒を味わうこともできるのだとか。
ギターのイクローも岡山県に訪れたことがあるひとり。「めっちゃ楽しかったです。良い思い出なりましたわ~」と振り返っていました。
【関西方面から岡山県へのアクセス】
・岡山市街/新幹線で新神戸駅~岡山駅(約30分)
・備前市伊部/新幹線で新神戸駅~岡山駅(約30分)、岡山駅で赤穂線に乗り換え伊部駅で下車(約40分)

(文=長塚花佳)
※ラジオ関西『Clip水曜日』10月29日放送回より


