◆「おかげさま」の心を胸に
善本さんが大切にする言葉が「おかげさま」だ。
「自分ひとりで生きているのではなく、家族や地域、自然の恵みといった“支え”の中で生かされている――。その気づきが“おかげさま”の心なんです」
2025年は阪神・淡路大震災から30年、戦後80年、そして昭和100年という節目の年。
「震災や戦争で失われた多くの命の重みを引き継ぎ、『おかげさま』の中で生きている私たちは、改めて命の尊さ、感謝の気持ちを心に刻んで、一日一日を精一杯生きていきたい」
そう語る善本さんの言葉には、被災地・神戸で生き続ける人々の思いが静かに重なる。







