阪神・淡路大震災30年 地域に開かれた寺が伝える「おかげさま」の心 住職が語り継ぐ思い

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◆「おかげさま」の心を胸に

 善本さんが大切にする言葉が「おかげさま」だ。

「自分ひとりで生きているのではなく、家族や地域、自然の恵みといった“支え”の中で生かされている――。その気づきが“おかげさま”の心なんです」

 2025年は阪神・淡路大震災から30年、戦後80年、そして昭和100年という節目の年。

「震災や戦争で失われた多くの命の重みを引き継ぎ、『おかげさま』の中で生きている私たちは、改めて命の尊さ、感謝の気持ちを心に刻んで、一日一日を精一杯生きていきたい」

 そう語る善本さんの言葉には、被災地・神戸で生き続ける人々の思いが静かに重なる。

(画像提供:順照寺)
順照寺・四代目住職の善本秀樹さん(画像提供:順照寺)


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