暗くてドロドロなのになぜヒット? かぐや姫、布施明、野口五郎らが歌う 同棲ブーム描いた昭和の名曲

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 加熱する同棲ブームを受け、当時すでにスターとしての地位を築いていたこの人も同棲ソングを歌いました。4曲目は、布施明さんの『積木の部屋』(1974年)。

 これまでの男性が作ったものとは違い女性作詞家の有馬三恵子さんが歌詞を手がけた曲で、「君に出来ることはボタン付けとそうじ」と、現実的なシビアな視点があることに中将さんは着目していました。

 最後は、野口五郎さんの『甘い生活』(1974年)。

 当時、アイドルとして人気上昇中の野口さんが、別れを前にした同棲カップルの切ない心情を甘く歌い上げ、自身初のオリコン・ウイークリーチャート1位を獲得しました。

「ファンの人たちはこの曲を聴きながら野口さんとの同棲を想像したんでしょうね」と橋本さん。同棲ソングが当時の若者の意識に与えた影響力は相当のものだったかもしれませんね。

 ウキウキ、ワクワクした感じはほとんどなく、つらい別れを歌うものばかりだった1970年代前半の同棲ソング。なのに、いずれもヒットしているのが興味深いですね。皆さんはこれまで同棲を経験したことはありますか。

ラジオ関西『中将タカノリ・橋本菜津美の昭和卍パラダイス』収録風景

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