気温や湿度が高くなり、細菌などが増えやすい季節を迎えている。神戸市は、家庭での食中毒予防について改めて注意を呼びかけている。
食中毒は、細菌やウイルス、寄生虫などが付着した食品を摂取することで発生し、腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの症状を引き起こす。原因によっては重症化する場合があるほか、症状が現れるまでに数日かかるケースもある。
食中毒の原因となる細菌には、サルモネラ菌や腸管出血性大腸菌、カンピロバクターなどがある。特に肉類を調理する際は、中心部まで十分に加熱することが重要とされている。
また、生肉を扱った箸やトングと、食事用の箸などを使い分けることも大切だ。鶏肉の生食はカンピロバクターによる食中毒のリスクがあるほか、牛レバーや豚肉については、生食用としての提供や販売が法律で禁止されている。

神戸市は、家庭での食中毒予防のポイントとして、「つけない・ふやさない・やっつける」の3原則を掲げている。手洗いや調理器具の洗浄・消毒を徹底して細菌などを「つけない」こと、調理後はできるだけ早く食べて細菌を「ふやさない」こと、食品の中心部まで十分に加熱して「やっつける」ことが重要だという。
このほか、デリバリーや持ち帰りの食品は、調理から食べるまでの時間が長くなりやすいため、受け取った後は速やかに食べるよう注意を呼びかけている。
神戸市は、食中毒は誰にでも起こり得るとして、日ごろから食品の取り扱いに気を付けるよう求めている。







