66年の歴史に幕、映画館「神戸国際松竹」で『男はつらいよ』特別上映会&トークイベント開催 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

66年の歴史に幕、映画館「神戸国際松竹」で『男はつらいよ』特別上映会&トークイベント開催

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 2022年3月17日(木)に閉館が決まった、神戸・三宮にある映画館「神戸国際松竹」で、映画『男はつらいよ』の特別上映会とトークイベントが、3月13日(日)に開催される。

 1956年10月に開業した神戸国際松竹。1995年の阪神・淡路大震災では映画館の入っていた当時の神戸国際会館が全壊し休館を余儀なくされたが、4年後には新たに生まれ変わった神戸国際会館内に復活。港町の映画ファンに、長きにわたって親しまれてきた。

 そんな「神戸国際松竹」の閉館にあたり、神戸フィルムオフィスが、“ありがとう神戸国際松竹”として、松竹映画の代表作『男はつらいよ』の特別上映会・トークイベントの開催を企画。1995年に神戸の長田区菅原市場でロケが行われた『男はつらいよ 寅次郎紅の花』が上映される。この作品のなかで、阪神・淡路大震災の被災地に立つ“寅さん”こと俳優・渥美清さんが口にした「皆様、本当にご苦労様でした」という言葉は、渥美さん最期のせりふでもある。

 上映日時は3月13日(日)12時30分から。上映後のトークショーでは、劇中の「いしくらベーカリー」でモデルとなった「くららベーカリー」の石倉泰三・悦子夫妻と、株式会社松竹撮影所・代表取締役会長の大角正氏が登壇。さらに山田洋次監督からのビデオメッセージも上映される。チケットは、神戸国際松竹ホームページからのネット購入で3月5日(土)から(SMT会員は午後5時~、そのほかは午後9時~)、劇場窓口では3月6日(日)から、それぞれ販売される。鑑賞料は1,200円(トークショー含む、チケットはネット販売で売り切れの場合あり)。

 また、同館では『男はつらいよ 寅次郎紅の花』を、3月14日(月)から閉館日の17日まで、引き続き特別上映する。鑑賞料は1,200円均一で、上映およびチケット販売スケジュールは神戸国際松竹のホームページで告知される。


・神戸国際松竹 公式HP
・神戸フィルムオフィス 公式HP




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