生まれたての赤ちゃんを24時間ライブ配信している、『わくわく赤チャンネル』というWEBサイトをご存知でしょうか? 配信元は、香川県善通寺市にある産婦人科・谷病院の新生児室。今まさに誕生したばかりの新生児の様子が、定点カメラから無声のコマ送り映像で配信されており、いつでも誰でもアクセスして見ることができます。小さな赤ちゃんがスヤスヤ眠っていたり、時折泣いていたり、手や口がモゾモゾ動いていたり……様々な姿に癒されます。
生後間もない新生児の姿は見る機会が少なく、とても貴重な瞬間です。そのため『わくわく赤チャンネル』は根強いファンが多い人気サイトで、SNSでも定期的に話題になっています。
「見知らぬ赤ちゃんとの一期一会が素敵」
「ひたすら癒されたい時、本当にオススメ」
「疲れている時に、しょっちゅう眺めてしまう。元気がわいてくる!」
「めちゃくちゃかわいくて、2~3日に1回はチェックしてガン見してる」
「我が子の新生児期を思い出して、懐かしくて愛おしくて泣けてくる」
「静止画?と思うくらい微動だにせず寝ているのもカワイイけど、たま~に動いていたり泣いていたりする瞬間が見られると嬉しい」
「我が子が谷病院で出産して、授乳以外の時によその赤ちゃんに癒されたり、我が子が映ればスクショしたりしていました」
「谷病院で産みました。入院中もスマホで我が子を見てニヤニヤしたり、遠方に住む親族や友人からも『見たぞ!!』ってスクショが送られてきたり、とても良かったです」
『わくわく赤チャンネル』の開設者でもある、谷病院の谷政明院長に背景を聞きました。
――谷病院の設立、『わくわく赤チャンネル』の配信開始はいつでしょうか?
谷病院は1957年に香川県の琴平町で開院し、1996年に今の善通寺市に移転しました。『わくわく赤チャンネル』は、1999年に谷病院のホームページに追加しました。遠方でなかなか来院できない祖父母や親戚の方にも、動く赤ちゃんの様子を見せられないかな、と思ったことがきっかけで始めました。
配信を開始してからは、お母様のご家族だけに留まらず、ご友人・職場の方々にも広がりをみせ、とても好評です。特に昨今はコロナ禍による面会制限もありますので、『わくわく赤チャンネル』の配信は大変喜んでいただけました。
――配信環境の様子を教えてください。