兵庫県は食の宝庫とも言われる。その中で今回は、西播磨地域・太子町のオシャレなグルメスポットを2つご紹介。お店でゆっくり楽しむもよし、お土産にするもよし。SNS映えもしそうだ。
■「cafeier」
まず紹介するのは、太子町東保の「cafeier(カフェイエール)」。自家焙煎コーヒーの専門店で、豆に合うおすすめの淹れ方で提供する。
店名の「カフェイエール」とはフランス語で「コーヒーの木」という意味だそう。その名の通り、色々な国のコーヒーを取り扱っており、もちろん、コーヒー豆の販売も行っている。好みの挽き方に対応してくれるのも、コーヒー好きにはうれしいサービスだ。
珍しいのは店内の「試飲コーナー」。その時期に仕入れているさまざまなコーヒーを複数試飲できるという画期的な企画だ。
「コーヒーにあまり詳しくない」「このブランドは知らない」という人も、自分の好みを探し出せそう。オーナーの田中葉子さんに聞くと「常時10種類の豆を取り揃える中で、お客様の一番好みのコーヒーを飲んでほしい」という気持ちから生まれたという。
お店には焙煎機が複数ある。なぜそんなにも種類があるのか…。それは、焙煎機により味に違いが出るためだそう。珈琲豆によって使い分けているとのこと。情熱を傾けてコーヒーを愛する証し。そんな田中さんが淹れてくれたコーヒーは絶品だった。
「お気に入りの1杯を見つけてほしい。珈琲を選ぶのを楽しんでいただけたらうれしい」と田中さん。太子町で、おいしい珈琲をゆったりと楽しんではどうだろうか。
「cafeier」
定休日:水・日曜日
営業時間:午前10時30分~午後6時(※土曜のみ午前10時30分~午後6時30分)
※公式ホームページ、Instagramあり