コロナ禍で、自宅でスイーツを手作りする機会が増えた人も多いという。手軽な焼き菓子から……と、チャレンジを始めた人もいるかもしれない。そこで、兵庫・神戸市東灘区の六甲アイランドにある「ROKUMORIカフェ」を訪れ、手軽に作れる焼き菓子のレシピを教えてもらった。
店を案内してくれたのは、カフェマネージャーの山場浩平さん。同店は「六森」という家具店に併設されていて、気になったイスなどがあれば、家具店からカフェの方に持って来て実際に座り、使い心地を確認できるのが特長の一つ。連日地元の人が多く集うが、とくに女性客の利用が目立つとのこと。
数あるメニューの中でも女性人気が高いのは「海老アボカド丼」だそう。エビは少し大きめでプリっとした食感があるものを使用。背ワタを店内で処理するなど、手間をかける。ソースは、別添えのだし醤油を含め、オリジナルのものを3種使用しているという。
「食べるときに大きな口を開けなくても済むように、エビはカットしています。お米は赤米・黒米という古代米を混ぜています。お昼に食べたうえ、夜にも食べられるようにと、テイクアウトして帰られるお客さんもいます」(山場さん)というほど、ほれ込む人もいる一品だ。
また、それぞれの生活サイクルに合わせて時間を気にせず利用してもらえるようにと、朝から夜まで通して営業を行っている。
「周辺に住む家族連れのほか、店がある施設(神戸ファッションマート)に入っている会社の社員の方が、お昼休みに利用されることも多いです。大きめのボックス席は、ママ友の集いで使う方もいますし商談でも使ってもらえるようにしています」(山場さん)
じつは山場さんは、もともとパティシエだったそうで、カフェはスイーツメニューも充実している。せっかくだからと、自宅で簡単においしいスイーツを作るためのレシピを教えてもらった。