神戸の中華街・南京町など各地の豚まんが集まる恒例のイベント「KOBE豚饅(ぶたまん)サミット」が9日(木)~12日(日)、同町と周辺で開かれる。
神戸市内の豚まん店などで作る実行委員会が主催。「11」がブタの鼻の形に似ていることから11月11日を「豚饅の日」として、毎年同日を中心に開催。今年で12回目となる。
11日と12日の午前11時~午後5時、サミット限定のオリジナル豚まんを南京町や大丸神戸店1階北側外廊などで販売する。サミット発起人の店「老祥記」「神戸元町四興樓」「三宮一貫楼」の詰め合わせセットをはじめ、横浜中華街の「XO醤肉まん」、長崎新地中華街の「ちゃんぽんまん」、さらに仙台の肉まん、熊本の豚まんもそろう(いずれも売り切れ次第終了。商品によって販売場所は異なる)。
そのほか神戸ポートピアホテル「味変ソースで旨さ倍増!のび~るチーズと豚角煮饅」、甲南大学の西村順二教授ゼミによる「とるこべ豚まん~ケバブ風~」、イスズベーカリーのパン「追いごま油のきんぴらごぼう豚ぱん」なども登場する。
また「前夜祭」として、9日午後6時半から神戸朝日ホール(神戸市中央区)で、「KOBE豚饅娘コンテスト」や優秀者に1年分の豚まんが贈られるクイズ大会、獅子舞などを実施。10日は南京町の曹家包子館でセレモニーが開催される。
老祥記の代表取締役、曹英生さんは「豚まんの力で、神戸から日本を元気づけたい」と話している。