《Expo Legacy》平和をつなぐとは?被災地の希望とは?アートディレクター・水谷孝次さん

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 アートディレクター・水谷孝次さん。世界に住む子どもたちの笑顔をプリントした傘をアートとして表現する「MERRY PROJECT (メリー・プロジェクト)」 を主宰、東京・六本木にオフィスを構える。

アートディレクター・水谷孝次さん 世界の子どもたちの“笑顔の傘”「PEACE DAY 2025」、大阪・関西万博会場のシンボル、大屋根リングをバックに〈2025年9月21日 大阪市此花区・夢洲〉

 このプロジェクトは、水谷さんが1999年に立ち上げた。これまでに世界各国の紛争地や被災地など35か国で、5万人以上の人々の笑顔とメッセージを取材してきた。

 2005年には愛知万博(愛・地球博)のメインコンテンツとして「MERRY EXPO」を実施、2008年には北京オリンピック開会式の演出も手掛けた。

大阪・関西万博開幕から1年 記念イベントは1970年大阪万博会場の千里丘陵 ラストは超人気のドローンショー 公式キャラクター・ミャクミャクが「夜空に大屋根リングを作ったよ〜」〈2026年4月13日 19時41分撮影 大阪府吹田市・万博記念公園〉

 そして2025年、大阪・関西万博でも大々的にパフォーマンスを繰り広げた。開幕から1年経った今も、人々に与えた感動は語り継がれている。
 阪神・淡路大震災から32年が過ぎた神戸の街でも、かつて「笑顔の傘」が披露された。

阪神・淡路大震災の被災地、神戸で展開した「MERRY IN KOBE」2002年、サッカーワールドカップ開催地となるまでに復興した神戸で
阪神・淡路大震災から6年 神戸21世紀・復興記念事業の一環として開催された「Merry in KOBE 2001」復興住宅はたくさんの笑顔で包まれた

 長年にわたる活動が評価され、 「東久邇宮記念賞」「東久邇宮文化褒賞」をダブル受賞した。髙松宮賞、秩父宮賞と並び称され、発明・文化・社会貢献などの分野で創造的な活動を行なった人に対して贈られる賞で、『大衆のノーベル賞』とされている。

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