兵庫県投輪連盟事務長 長野恭士さんにお越しいただき、魅力ある「投輪」の世界についてお話を伺いました!
「投輪」とは、ごく簡単に説明すると、ピンのついた台に輪を投げるシンプルなスポーツ。
台は、縦71センチ、横61センチで、重さ10キロ~15キロと、大きく、9本のピンが付いています。
投げる輪は、直径19.5センチのゴム製で、重さ180グラム。投輪台までの距離は8.5メートルも!
9つの輪を投げ、それを5回繰り返して得点を競います。
大きく分けると種目は3つ!
輪が入ったピンの数字を単純に足していく「投げ込み」と、
1本のピンに輪が二つ入ると失格となる「特別シングル」、
逆に、2つの輪が入らないと得点にならない「特別ダブル」があります。
ただ、簡単なように見えて、奥深いスポーツなんです!
9つの輪を1回も失敗せず、すべてのピンに一つずつ入れる事が出来たのは、半世紀以上投げてきた長野さんでも、20代にたった1回。
「投輪」は、海外発祥のスポーツ。
神戸港に入港する外国船の船員たちが、船上で運動不足を解消するために楽しんでいたと言われています。
大正時代、造船所などに港に関係深い仕事場へ伝わったとか。
県内には、愛好団体が9つあり、県内では、年5回の大会が開かれているんですって!
また、大会の日には、投輪ふれあいコーナーを設けており、一般の方も楽しむことができます。
投輪をやってみたい!という方は、事務局に問い合わせてみてくださいね。
兵庫県投輪連盟事務局 電話:079-495-0566
- ラジオで認知症予防!なぞなぞで頭を鍛えよう!
- 神戸から広まったスポーツ!?奥深い「競技輪投げ」の世界!
- 選曲