林道や集落を歩きながら地域の自然や文化に親しむ「ロングトレイル」。
近年、洲本市内の竹原集落では、地域活性化策として取り組み始めています。
淡路島ロングトレイル協会設立推進委員会の事務局長で、
竹原町内会長でいらっしゃる、太田明広さん、
淡路島ロングトレイル協会設立推進委員会の委員で、
首都大学東京 都市環境学部 自然・文化ツーリズムコースの助教でいらっしゃる、
野田満さんに
お話を伺いました。
過疎や高齢化が進む竹原地区では、3年前から、自然環境を維持しながら無理なく継続できる地域活性化としてロングトレイルに着目!
当時、早稲田大学大学院に在籍していた野田さんらが、洲本市千草竹原地区を訪れた際、昔の炭焼き職人らが使用していた山道などの存在を知ったことがきっかけでした。
学生らが、住民や役場、地域おこし協力隊の方々と検討を重ね、集落の将来について考えた結果、地域を大きく作り変えるのではなく、かつての集落の姿を見失わないかたちで、無理なく継続できる取り組みを少しずつ進めていくべきという考えに至り、2015年に、地元住民や行政が、早稲田大学の学生らと連携し、「淡路島ロングトレイル協会設立推進委員会」を結成!産学連携で進めてきました。
去年は、コースをより分かりやすくするための看板を作製し、それを参加者と一緒に設置するツアーを実施したり、
活動をPRするための冊子を作製したほか、今年の3月には、1泊2日の宿泊付ツアーを実施。
地元漁師や、店舗の協力により、昼食は「山の幸」、夕食は「海の幸」を味わってもらい、トレイルに加えて淡路島の「御食国」としての魅力も堪能できるツアーだったそう。
将来的に、他の地域と連携し、ほかの地域と連携し、淡路島全島のコース設定を考えているそうですよ。
イべントなどに参加したい場合は…?
淡路島ロングトレイル構想の中心・出発点の洲本市千草竹原集落関連のホームページとフェイスブックページがあるので、イベント申し込みやお問い合わせなどは、こちらへ。
また、淡路島ロングトレイル構想も含めた、竹原集落の魅力や、これまでの活動をまとめたブックレット「源流の郷 竹原探訪」を、竹原集落や、島内の店舗、観光施設などで、無料で配布しています!
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