明日8月15日の終戦の日を前に、
戦争中に国民を縛っていた
「防空法制」について
弁護士の大前治さんと
電話を繋いで考えました。
大前さんは、
大阪空襲起訴では、
戦時中の国策の解明をご担当されておられました。
「防空法制」とは、
1937年4月5日に公布され、
1946年1月末に廃止された防空法。
空襲が予想される都市から逃げることを
禁止し、
「お国のために命を捨てて消火せよ」としていました。
国会図書館に収められている「防空大鑑」という冊子に、
「ドラマ空襲」というレコードが収められています。
これは、陸軍がつくった「防空もの」といわれる
ラジオドラマで、
空襲は怖くないもの、
立ち向かうものだということを
伝えるためのものだと考えられています。
当時は、ラジオドラマのほか、
映画や音楽、エンジン聴き分けレコードなど、
さまざまな「防空もの」がつくられました。
オンエアでは、この貴重な音源をショートカットで放送。
こうした、「防空もの」を通した
政府の考えによって、
空襲での被害はどのような規模になったのかや、
こういった「防空もの」の特徴・内容など
大前さんに教えていただきました。
貴重な音源は、ラジコで聴いてみてくださいね!
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