CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く

三上公也の情報アサイチ!

  • 2018年8月14日(火) 08時30分 ゲスト

    逃げるな火を消せ?!戦争中の防空思想を問い直す!

    明日8月15日の終戦の日を前に、
    戦争中に国民を縛っていた
    「防空法制」について
    弁護士の大前治さん

    電話を繋いで考えました。

    大前さんは、
    大阪空襲起訴では、
    戦時中の国策の解明をご担当されておられました。

    「防空法制」とは、
    1937年4月5日に公布され、
    1946年1月末に廃止された防空法。
    空襲が予想される都市から逃げることを
    禁止し、
    「お国のために命を捨てて消火せよ」としていました。

    国会図書館に収められている「防空大鑑」という冊子に、
    「ドラマ空襲」というレコードが収められています。
    これは、陸軍がつくった「防空もの」といわれる
    ラジオドラマで、

    空襲は怖くないもの、
    立ち向かうものだということを
    伝えるためのものだと考えられています。
    当時は、ラジオドラマのほか、
    映画や音楽、エンジン聴き分けレコードなど、
    さまざまな「防空もの」がつくられました。

    オンエアでは、この貴重な音源をショートカットで放送。

    こうした、「防空もの」を通した
    政府の考えによって、

    空襲での被害はどのような規模になったのかや、
    こういった「防空もの」の特徴・内容など
    大前さんに教えていただきました。

    貴重な音源は、ラジコで聴いてみてくださいね!