開港後、諸外国から様々な文化がもたらされた神戸には多くの日本初が冠された事物があります。
映画もその中の一つで、神戸が発祥の地とされています(※諸説あり)
六甲オルゴールミュージアムでは、日本で初めて動く映像が神戸で公開された時(1896年)に使われた「キネトスコープ」の復元品を所蔵しています。
神戸開港150周年にちなみ、12月1日(金)より通常展示に加えて、この貴重な所蔵品の鑑賞を体験できる企画展示を行なっています!
キネトスコープは国内で現存するものが殆ど確認されていないため、今回の企画展示は、当時の様子が体験できる貴重な機会なんです。
キネトスコープとは・・・?
発明王トーマス・エジソンが1891年に特許を申請した動く映像を見るための装置。
大勢でスクリーンに映写される動画を見るのではなく、ひとりずつ個別に箱の中を覗いて見る。キネトスコープの発売後、1894年にニューヨークではキネトスコープ・パーラーが開設され、店内に複数台のキネトスコープが並べられ、客が代金を支払って映像を鑑賞していました。
映画の日の六甲オルゴールミュージアムの様子
【開催日】2017年12月1日(金)~12月8日(金)
【展示場所】六甲オルゴールミュージアム、3階 第三展示室
【体験時間】(1)11:45~ (2)14:45~ 【料金】無料 ※入館料別途要
六甲オルゴールミュージアム<交通アクセス>
阪神御影・阪急六甲・JR六甲道から 市バス 「六甲ケーブル下」駅
六甲ケーブルで六甲山上駅下車 バス乗車
<営業時間> 10:00~17:00(16:20受付終了)木曜休館
<入館料>大人(中学生以上) 1,030円/小人(4歳~小学生) 510円