そうですね。この9曲はもともとあった曲や、アレンジをやり直して収録したもの、新しく作った曲など様々です。いろいろな種類の曲が入ったんですが、作り始めのときは、もうアルバムのことを考える前から（曲を）作ったりもしていました。早いものになると、2019年の、いや、2018年の夏から、作ったりしていますね。1年以上かけて制作したアルバムです。スタジオにこもって作ったり、ゴールデンウィークに男3人と私が、行程は別だったんですが、アメリカに旅行に行ったときにできた曲も入っていたりします。
――それはちなみにどの曲ですか？
それが「Party All Night」と「19」です。そのときの感情をそのまま詰め込もうと思って、その一瞬一瞬を大事に切り取って曲にしてきました。この1年以上を通してのFAITHの感情を歌ったようなものになりました。
――ボク、春名がプッシュしたいのは「September 7th」ですね。これがサビ前のベースがすごく好きで……。
いいですよね！ あれ私も好きなんですよ！ でも、このアルバムのなかだと1番最後の9曲目に収録されている「Caught Up in Time」という曲が1番私は思い入れがあってすごく好きなので聞いて欲しいですね。この曲は恋愛の歌なんですが、私が最初にメロディーとギターのコードを考えて、それをレイキャスナーに送ってできたものです。10代20代の不安定な恋愛をメインに歌った曲で、自分自身を受け入れきれてない子が多いんじゃないのかなと思って作りました。受け入れられないことで相手に合わせてしまって結果的に自分を傷つけているとか、そんなことがすごく多い気がして。「そうじゃなくていいんだよ」というのを歌うために書いた曲です。メロディーも私はすごく気にいっていてレコーディングも頑張ったし、これは聞いて欲しいなと思います！
――“Capture it” は全編英語で歌われていますが、歌詞カードを見ながら一言ずつの解説を踏まえて聞いていただきたいですよね。では、最後に一言お願いします！
私たちFAITHはメジャー1年目。頑張っていくのはもちろんなんですけども、これからも素敵な曲と楽しいライブを皆さんにお届けしていこうと思います！ ぜひ応援よろしくお願いします！
