『愛の不時着』『梨泰院クラス』をきっかけに韓国ドラマにどハマりした“韓ドラ初心者”の筆者が、10作品を観て感じた「韓国ドラマあるある場面」紹介の第3弾です。
●主人公がひん死状態になる
これは主人公に課せられた宿命といってもいいかもしれません。銃撃を受ける、刃物で刺される、交通事故にあう……、そのパターンは様々ですが、主人公がひん死状態となり、病院に搬送され、恋人や家族が泣き叫ぶ……という展開は定番です。なお主人公であるゆえ、生死をさまよった末、なんとか一命をとりとめるのですが、その感動の余韻に浸る間もなく、あっという間に回復してしまうというところまでがセットです(笑)。
●女性が男性のすねを蹴る
もし、あなたが男性でラブコメディーに出演することになった場合、日本語でいう「弁慶の泣きどころ」の保護を一番におこなうべきかもしれません。韓国ドラマでは、たびたび、男性が女性をからかったり、嫌なことを言ったとき、「すね蹴り」をお見舞いされています。もちろん本気の蹴りではないのですが、もれなく相手をうずくまらせています。強靭な足腰を持つサッカー選手でさえ、試合に出場する際の規則として、すね当てをソックスの中に入れておくことが義務付けられています。それほど人間にとって“すね”への一撃は強烈なものなのです。
●突然日本語を話す
他国のビジネスパーソンと交流する経営者の役柄が非常に多いというのも、その要因のひとつであるかと思いますが、韓国ドラマには、多言語を操る役柄が多く登場します。当然ながらその言語の中では、英語が最も多く話されており、その流暢さに驚くことも少なくありません。また、日本語を話すシーンもしばしば登場します。突然話しはじめることも多いので、びっくりしてしまいますが、なんだかうれしい気持ちになりますね! ときに、その日本語が笑ってしまうぐらいとんちんかんなこともあるのですが、そこはご愛嬌でしょう(笑)。
●ドラマみたいな展開に「ドラマみたい」って言う
韓国ドラマには、あまりにも王道すぎるストーリーや、ファンタジー要素を含んだ展開がつきものですが、作品中で登場人物がそれを受けて「そんな映画みたいな話……!」や「ドラマじゃないんだから!」などと反応することがよくあります。おそらく全視聴者が心の中で「いやドラマだから!」とツッコミを入れているはずです(笑)。
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