パレスチナ自治区 キリスト生誕の地・ベツレヘム『独身リーマン、世界へ』(9) | ラジトピ ラジオ関西トピックス

パレスチナ自治区 キリスト生誕の地・ベツレヘム『独身リーマン、世界へ』(9)

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 これは新型コロナウイルスの影響で年に一度の楽しみ(海外一人旅)を自粛することになってしまった独身男性社員(兵庫県在住)が、いつかの夏休みを振り返っていく連載企画です。

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画像①:アイキャッチ

 先の“ゲストハウス締め出され事件”から数時間、ぼくは歩いていた。

 この日は、キリスト生誕の地とされる「パレスチナ自治区・ベツレヘム」での観光と、次の目的地であるイスラエル最南端の街「エイラート」への移動を考えていた。

 移動時間を考えると、昼過ぎにはエルサレムに帰ってこないと、次の目的地には間に合わない。それも踏まえて早朝から動き出していたのに、貴重品以外のすべてをゲストハウスに置いてきてしまった。1日の始まりからスケジュール変更をせざるを得ない状況である。

 ああでもない、こうでもないと試案を巡らせながら散歩から帰ると、ゲストハウスの玄関が開いていた。ようやくスタッフが出勤してきたようだ。

 フロントスタッフへの「ただいま」と「いってきます」をほぼ同時に済ませ、ぼくは急いでバス停に向かった。

 バス停に着いたもののタイミングが悪く、目当てのバスが到着するまで、しばらく時間があった。


【『独身リーマン、世界へ』イスラエル編 アーカイブ】
(1)独身リーマンがイスラエルに行って、すぐ帰りたくなった話
(2)イスラエルで迎えた、はじめての朝
(3)イスラエルの公衆トイレでドキドキ体験?!
(4)聖地・エルサレム到着
(5)エルサレムの旧市街地で感じた「人間の暮らし」
(6)「嘆きの壁」の2つの秘密
(7)キリスト最期の地「ゴルゴダの丘」
(8)エルサレムの早起きは三文の得ではなかった!?

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