「誉は10グラム当たり70本〜80本、神杉は10グラム当たり120本以上となります。細いほど作るのに技術や時間・手間もかかり、小麦も厳選されたものを使用します。さらに作られる期間も限られているため、そのぶん売値も高くなりますね」(小西理事長)
高価ながらも、細くても弾力はしっかりとして歯ごたえがあり、のどごしも良いなど、その価格見合った特別な体験ができる素麺だそうです。
☆☆☆
占いで卸値が決められるという三輪素麺をはじめ、全国にはさまざまな素麺があります。家庭ごとに定番があるとは思いますが、今年の夏は趣向を変えてみるのもいいかもしれません。
(取材・文=宮田智也)