古くから城下町として栄え、今もその歴史と文化が色濃く残る兵庫県・姫路。その中心市街地を支えてきたのが、アーケード商店街をはじめとする数々の商業エリアです。
姫路市の魅力を発信するラジオ番組で、姫路市商店街連合会の会長・濵本卓弥さんが「商店街のこれまでとこれから」について熱く語りました。

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姫路市商店街連合会は1951年に発足し、現在は11の商店街と6つの大型商業施設、計17の団体で構成されています。
濵本さん自身、姫路駅と姫路城を結ぶアーケード商店街・みゆき通り商店街で「はまもとコーヒー」を構えています。創業50年を迎える老舗店の店主でありながら、連合会会長として商店街の「中」から中心市街地のにぎわいを守り、安全・安心な買い物環境を整えることに尽力しています。
近年、空き店舗や人通りの減少といった課題を抱える同商店街。そうした中、姫路市と連携して空き店舗対策を進め、新しい世代の出店を後押ししている濵本さん。意外なことに、ここ数年で飲食店が物販を上回る勢いで増加。また、靴磨き専門店などといった個性的な店が街に彩りを添えているのだとか。
再開発によりマンションが増えファミリー層の姿も目立つようになった状況について濵本さんは、「20年、30年単位で人は入れ替わります。だからこそ新陳代謝が必要」と話します。






