「里芋」をスイーツに? 市場に出ぬ特産品をアップサイクルした“SDGsおやつ”【岡山県奈義町】 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「里芋」をスイーツに? 市場に出ぬ特産品をアップサイクルした“SDGsおやつ”【岡山県奈義町】

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 “奇跡のまち”と呼ばれる岡山県奈義町。その理由は「出生率」。全国でもトップレベルと言われています。

 そんな同町は国内有数の里芋の産地でもあり、なんと里芋のスイーツがあるといいます。詳しく調べてみました。

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 さて、里芋とひと口に言っても普段我々が見かけるのは「子芋(こいも)」とよばれるもので、「親芋(おやいも)」という茎の直下にある部分から発生します。親芋は食べることができるにもかかわらず、ほとんど市場に出回ることはないそうです。

親芋

 そのため那岐山麓山の駅(岡山県奈義町)敷地内の「おさじの工房」では、この親芋を利用して「さといもドーナツ」なるものを作っています。

那岐山麓山の駅

 しっとりとした食感が特徴で、リベイクすると外はかりっと、中はふわっとした食感に。油で揚げておらず、素材をいかした優しい甘さはどの世代にもウケが良いのだとか。

さといもドーナツ。5月18日に開催される「神戸まつり」で販売が予定されている

 町内の里芋農家から譲り受けた親芋で生産するため「SDGs」「エシカル」とも言えるおやつです。気になるフレーバーはオリジナルをはじめ、ほうれん草&ホワイトチョコチップ、トマト&いちじく、竹炭&黒豆などバラエティに富んでいます。

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