酒米の王者・山田錦を育てる秘訣は「稲との会話」 92歳の師匠に学ぶ 加西・大橋麻世さん | ラジトピ ラジオ関西トピックス

酒米の王者・山田錦を育てる秘訣は「稲との会話」 92歳の師匠に学ぶ 加西・大橋麻世さん

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 兵庫県のほぼ中央にあり、温暖な気候により古くから、お米や野菜の生産で知られてきた加西市。特に、酒米の王者・山田錦の一大生産地です。お米作りに奮闘する若き就農者に、加西の農業の魅力をたずねます。すっかり秋めいた今、山田錦は立派に育ち、黄金色の景色が広がって見えるようになりました。今回は、7月にもゲストとして登場した、大橋農園の大橋麻世さんと、師匠の赤松嵩さんにお話をうかがいました。

 大橋さんは7年前に就農し、山田錦づくりは今年が初めて。御年92歳のベテラン、赤松さんに指導を受けながら、日々その腕を磨いています。

大橋農園の大橋麻世さんと、師匠の赤松嵩さん
大橋農園の大橋麻世さんと、師匠の赤松嵩さん
実った穂の数や大きさをチェックする赤松さん
実った穂の数や大きさをチェックする赤松さん

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

――今年は特に暑い夏でしたが、乗り越えられましたか?

【大橋さん】なんとか乗り越えられました。今年の7月から初めて山田錦づくりに挑んだので、肥料の調整が難しかったですね。師匠にいろいろと教えてもらいました。

――具体的に、師匠からはどんなことを教わりましたか?

【大橋さん】「ここは(肥料が)少ないから、あともう10kg足せ」とか「水を入れろ」とか、主に肥料についてです。

大橋さんが初めての山田錦に挑んだ田んぼ。立派に実っているようにみえるが、「高さが揃っていない。もっと畳のようにそろわないと」(赤松)と、師匠は厳しい
大橋さんが初めての山田錦に挑んだ田んぼ。立派に実っているようにみえるが、「高さが揃っていない。もっと畳のようにそろわないと」(赤松さん)と、師匠は厳しい

――赤松さん、師匠として大橋さんの作業を見て、どう感じられましたか?

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PUSH! | ラジオ関西 | 2020/09/23/水 16:30-17:35

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