岡山・美作から「多くの人にクラフトビールの魅力を伝えたい」 地元の茶葉・米・蜂蜜・酒粕・コーヒー豆等を副原料に | ラジトピ ラジオ関西トピックス

岡山・美作から「多くの人にクラフトビールの魅力を伝えたい」 地元の茶葉・米・蜂蜜・酒粕・コーヒー豆等を副原料に

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 2018年、「美味しくて、地元の良さをいかしたビールをつくりたい」という思いから、岡山県真庭市で生まれた醸造所(ブルワリー)が、美作ビアワークス。今年で開業から4年目を迎えている。

 代表の三浦弘嗣さんは、大学時代に研究した微生物がきっかけで、発酵の世界に飛び込んだ。その後、クラフトビールに興味を持ち、「多くの人にクラフトビールの魅力を伝えたい」と、自ら醸造所を立ち上げた。

(写真提供:美作ビアワークス)

 美作ビアワークスは、地元の茶葉・米・蜂蜜・酒粕・コーヒー豆等を副原料に取り入れたクラフトビールを製造。“香りや味の良さ”という個性を出しながら、美作ならではの『地ビール』を生み出した。

(写真提供:美作ビアワークス)

「セッションIPA」は、日本食にも相性の良いホップの効いた味わいがコンセプト。地元の米に希少な日本蜜蜂の蜂蜜も使用。ホップはアメリカ産とドイツ産を使用し、柑橘やハーブのような爽やかな香りと軽さに、上品さ、やや強めの苦みが特徴。

「ペールエール」は、香りよく飲みやすい、美作ビアワークスの人気クラフトビール。地元のほうじ茶の茶葉も使用している。アメリカ産ホップの柑橘や甘い果物の様な華やかな香り、苦みは控えめで、ほのかに香ばしさやコクが感じられる。

「ストロングスタウト」は、その名の通り、大人のハイアルコール黒ビール。地元の老舗珈琲店の焙煎した珈琲豆も使用。重厚なローストの香りに、苦み、そして、スモーキーさやウッディさも感じる、ウィスキーのようなビール。

「酒粕スペシャルエール」は、日本酒の要素を取り入れた“ベルジャンスタイル”(=ベルギーの伝統的なビアスタイル)がコンセプト。地元酒店の純米大吟醸酒粕を使用して、日本酒のような香りに、ベルジャン酵母によるフェノリックな香りやスパイス感の味わいがミックスされている。

 美作ビアワークスでは定番商品として人気を誇る4つのクラフトビールは、香りも味もアルコール度数も違うもの。それぞれの個性を飲み比べてみるのも、楽しみ方の1つとなるだろう。これらの商品は、醸造所併設のボトルショップや、オンラインショップ、真庭市内や岡山県内などの取り扱い店舗などで販売。詳細は美作ビアワークスの公式ホームページに掲載されている。


※ラジオ関⻄『羽川英樹 ハッスル!』2021年6⽉17⽇放送回「岡山県北ハッスル情報」より

◆美作ビアワークス
岡山県真庭市江川817-1
電話 0867-44-1535
【公式サイト】
【公式オンラインショップ】

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羽川英樹ハッスル! (1) | ラジオ関西 | 2021/06/17/木 10:00-11:00

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