「ひょうごユニバーサル大使」の濱田祐太郎(画像提供:兵庫県)
兵庫県は18日、盲目のお笑い芸人・漫談家である濱田祐太郎に、「ひょうごユニバーサル大使」を委嘱すると発表した。「ひょうごユニバーサル大使」は、「障害のある方への声かけ運動」や「ヘルプマークの普及啓発」、「ゆずりあい駐車場」など、兵庫県が進めるユニバーサル施策を幅広く発信するアンバサダー。兵庫県は、「視覚障害の当事者である濱田さんならではの視点で、気づきの輪を広げていくことにより、互いに支え合い、一人ひとりが持てる力を発揮して活動できる、ユニバーサル社会づくりの実現を目指す」としている。
濱田は兵庫県神戸市生まれの29歳。兵庫県視覚障害者特別支援学校卒業後、2012年より芸能活動を開始し、2013年より漫談家としてデビュー。白杖を持ち、スーツ姿で舞台に立つ芸風が特長で、音楽を使わず、正統派のしゃべくり漫談を披露するピン芸人として活躍し、2018年のR-1グランプリで優勝して一気に脚光を浴びた。
なお、「ひょうごユニバーサル大使」委嘱式は、7月30日に兵庫県公館で開催される「ひょうごユニバーサル社会づくり推進大会」内にて、兵庫県知事から行われる。
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