第101回全国高等学校野球選手権大会は20日、阪神甲子園球場で大会13日目の準決勝が行われ、第1試合に登場した兵庫代表の明石商は、大阪代表の履正社に1-7と敗れ、初の決勝進出はならなかった。
早朝の雨により1時間遅れで始まった一戦で、明石商は1回表、いきなり4点を先行される苦しい立ち上がり。すぐさま1回裏に1番打者・来田涼斗のソロホームランで1点を返したが、その後は履正社の先発、今大会初登板となった2年生の岩崎峻典の好投の前に攻め込むことができない。1回戦以来の先発となった明石商のエース、中森俊介の8回150球の粘投もあったが、立ち上がりの大量失点が響き、9回の2失点で力尽きた。それでも、3季連続の甲子園で、春夏連続ベスト4を達成した明石商は、地元の大声援を背に、最後まで堂々と戦い抜いた。(前田)
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