農高生が育てた山田錦が日本酒に 今年度の渡仏はコロナで中止もいずれは輸出を 加西・播磨農高×三宅酒造 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

農高生が育てた山田錦が日本酒に 今年度の渡仏はコロナで中止もいずれは輸出を 加西・播磨農高×三宅酒造

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【岡田】 僕のコースはお米をメインで学びましたが、やっぱりお米って難しいです。(作るのに)お金もかかるし。そういうことを学べたのは、僕にとって一番のプラスでしたね。将来の経営に結び付けたいと思います。

(写真:構内風景)

――授業の一環として、山田錦も育てたそうですね。育ててみた感想はどうでしょう?

【右田】 山田錦は、他のお米と栽培方法がちょっとだけ違うんです。だから思い通りにいかなかったり、粒の大きさが違ったり……大変でした。

【岡田】 すごくしんどかったけど、今年の「米穀審査」で一番上の評価をもらったので、その時は頑張ってきて良かったです。

【右田】 (一番上の評価をもらえたことは)僕たちもうれしかったけど、僕ら以上に先生方がホッとした顔を見せてくれたというか。うれしそうな顔をしていたので、頑張って良かったと思います。

収穫の様子(兵庫県立播磨農業高校提供)
収穫の様子(兵庫県立播磨農業高校提供)

米穀審査の様子(兵庫県立播磨農業高校提供)
米穀審査の様子(兵庫県立播磨農業高校提供)

 播磨農業高校は、昨年フランスの農業高校と姉妹校提携を結び、今年生徒が渡仏してワインやチーズについて学ぶ交流事業が予定されていた。農業経営科の生徒たちは昨年育てた山田錦を地元・三宅酒造の協力のもと日本酒にしてフランスに持っていくのを楽しみにしていたという。しかし新型コロナウイルスの影響で訪問は中止に。昨年から取り組んできた3年生の思いは後輩たちに託されることとなった。

――右田くん・岡田くん達が育てた山田錦が今年日本酒になりました。本来であれはフランスの姉妹校に届けられる予定だったでしたが、新型コロナウイルスの影響で中止になりました。後輩にどんな言葉を託しますか?


※加西山田錦「農ライフ!」アーカイブ記事はこちら

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