【井上】はい、例年2月に神戸文化ホールの大ホールで、『きらめきコンサート』を開催しています。今年で24回目になりますね。
――今年のコンサートは例年と違うということですが?
【奥野】今年は皆さんご存じのように、新型コロナウイルス感染症の影響を受けました。市民の皆さんの安全が第一に考えお客様を入れてのコンサートは控えさせていただき、動画配信で皆さんにお楽しみいただこうという企画にしました。
――今、流行りの無観客配信ですね! 無観客になったことで、気持ちの変化はありますか?
【奥野】最初は慣れなかったですが、緊急事態宣言を受け早い時期から動画配信の準備は進めてきましたので(※音楽隊は年間200回ほど演奏を実施)、「比較的慣れてきているのかな?」とは感じています。ただ、この前は大きいホールで動画を配信したので、また違った緊張感があって新しい体験だったと思います。
――ちなみに奥野さんはどんなパートなんですか?
【奥野】私は指揮者です。楽長という名前も頂いて、普段は皆さんの前で指揮をさせていただいています。私の場合、たまたま中学の頃から指揮を経験していたので、わりとすんなりと入れたと思います。
――コンサートの演目はどのようになっていますか?