“幻の酒米”雄町米100%の新酒発売 コンセプトは『飲み続けられる食中酒』 岡山・真庭市の老舗酒造 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“幻の酒米”雄町米100%の新酒発売 コンセプトは『飲み続けられる食中酒』 岡山・真庭市の老舗酒造

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 “幻の酒米”言われる岡山県の特産米「雄町米」を100パーセント使用した日本酒「大正の鶴 RISING(ピンクラベル) 赤磐雄町米」が、5月21日から発売された。製造・販売するのは、岡山県真庭市の酒造会社、大正の鶴 株式会社落酒造場だ。

「大正の鶴 RISING(ピンクラベル)赤磐雄町米」(写真提供:大正の鶴 株式会社落酒造場)

 創業は1893(明治26)年、「ひと手間を惜しまない」ことをモットーに、酒造りに邁進する、落酒造場。赤磐市赤磐地区は、土壌が砂地で根が張りやすく、日照時間、積算温度といった条件が、雄町米の栽培にとって最適な地域。米質がとても軟質で、酒造りは非常に難しいとされている雄町米を6年前から使って、酒造りに挑戦してきた。

大正の鶴 株式会社落酒造場(公式サイトより引用)

 そして、落酒造場のある真庭市北房地区は、岡山県でも珍しいカルスト地形で、鍾乳洞が多数ある地区。これらの鍾乳洞から流れ出た地質由来の中硬水を使っているのも特徴の1つだ。

 杜氏の話によると、雄町米は、上手く処理できて使いこなせば、とても個性あふれるおいしいお酒ができる、魅力的な酒米とのこと。

 今回新たに発売された日本酒「大正の鶴 RISING(ピンクラベル) 赤磐雄町米」は、杜氏の落昇さんの名前を冠したお酒。「RISING」には、落さんの酒造りの挑戦をカタチにすべく、上昇志向の継続の決意が込められている。『飲み続けられる食中酒』をコンセプトに、常温からぬる燗、熱燗まで楽しめるのもうれしい。2年以上の熟成を経て仕込み水(中硬水)と、なじみ原料米のうま味がしっかりと感じ取れ、キレの良い余韻で盃が進む。冷酒でスッキリ飲みやすく、50℃くらいの熱燗が特におすすめだという。

「大正の鶴 RISING(ピンクラベル) 赤磐雄町米」は、大正の鶴ブランドの日本酒取扱店で購入可能。問い合わせは大正の鶴 株式会社落酒造場、電話0866-52-2311まで。


※ラジオ関⻄『羽川英樹 ハッスル!』2021年6⽉3⽇放送回「岡山県北ハッスル情報」より

●「大正の鶴 株式会社落酒造場」のお酒が購入できる店舗(関西地区の一部)
【山中酒の店(大阪府大阪市浪速区)】
【松井酒販株式会社(兵庫県川西市)】
【岩井寿商店(兵庫県明石市松江)】
【赤松酒店(地酒のDON)(兵庫県佐用郡佐用町)】

●大正の鶴 株式会社落酒造場
【公式サイト】
【公式Facebook】

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羽川英樹ハッスル! (1) | ラジオ関西 | 2021/05/27/木 10:00-11:00

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