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  • 2019年4月18日(木) 14時10分 スポーツ

    INAC神戸のニューフェイス MF吉田凪沙「常に笑顔でいたい」


    INAC神戸レオネッサ応援番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』、4月15日の生放送では、今季からINAC神戸の一員となったMF吉田凪沙(よしだ・なぎさ)が電話出演した。(写真提供:INAC神戸レオネッサ)

     この4月からリニューアルし、毎週月曜(18:30−18:50)にラジオ関西で放送中、サッカー・なでしこリーグのINAC神戸レオネッサ応援番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』。4月15日の生放送では、今季からINAC神戸の一員となったMF吉田凪沙(よしだ・なぎさ)が電話出演し、2連勝した2019プレナスなでしこリーグカップ1部での戦いの振り返りや、プライベートの様子なども語った。

     徳島県出身で、吉備国際大学からの新加入となった吉田。高校時代には強豪・日ノ本学園高校に在籍し、兵庫県で3年間プレー。八坂芽依や、現役を引退した元INAC神戸の竹村美咲さんとは高校の同級生で、杉田妃和、守屋都弥、三浦紗津紀、河野朱里とも同期。将来のINAC神戸の中心を担うと期待される世代のひとりだ。

    「まずは、勝ててホッとしています」と、加入後公式戦デビューとなった2試合について率直な感想を述べた吉田。「自分の出来は、まだまだ課題がありますが、通用するところもあったかなという感じ。課題は、もうちょっとゲームを展開する力をまだまだつけていかなければいけないところ。落ち着いているときもあったけど、(試合の流れやプレーが)バタバタした時間もあったので」と、攻守の要であるボランチでプレーするなか、現状にはまだ満足していない様子。それでも、「(キックオフの)笛が鳴るまでの時間がすごい緊張しましたが、みんなが声をかけてくれたので、思い切ってやれました」と、チームメイトに感謝していた。

     また、4月7日のリーグカップ戦、ホームでの浦和レッズレディースとの試合からお披露目された、サポーターから募集して決まったキャッチフレーズでは、”always smile”と紹介された吉田。「常に笑顔でいたいと思っていて、キャッチフレーズはぴったりだと思います! どんなときも前向きにポジティブに考えていきたいので」と、お気に入りの様子。「いつもへらへらしているイメージだけど?」と、パーソナリティを務める元Jリーガーの近藤岳登(ヴィッセル神戸や水戸ホーリーホックなどでプレー)から『ハイプレス』にもあったが、「いや、へらへらじゃないです!」と明るくかわしていた。 

     番組では、プライベートの質問にも回答。「一緒にいて楽しい人」が好きな男性のタイプという吉田は、もらってうれしいプレゼントについては「めっちゃある! 時計もほしい! カバンもほしい! ほしいものだらけ!」と、女子的な一面を惜しみなく披露。「服とかも興味ありますし、休みの日はショッピングが好きなので、三宮をぶらぶら(散策)して、カフェに行ったりしています」。番組出演時のリクエスト曲では、「最後に報われるのは 逃げずにいた君自身だから」という歌詞が響く、阿部真央の「Believe in yourself」をセレクトしていた。

     浦和戦(1−0)と13日のジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦(1−0)という、最近のリーグカップ戦2試合で先発フル出場。「試合に出る前より、自分のプレーの幅とかも広がったと思います」と手応えを口にした23番のニューフェイスは、ボランチとして中盤の底でボールを奪うことを得意とするが、「攻撃のときは、自分が(パスなどで)展開したあとに、スルスルと(敵陣へあがって)いく」と、ゴールに向かうプレーも狙っているという。サポーターには「いつも応援していただき、ありがとうございます! 今シーズンまだまだ長いので、応援よろしくおねがいします!」というメッセージを残した吉田選手。番組中に宣言した、地元・徳島の「阿波踊り」ゴールパフォーマンスが生まれる日が待ち遠しい。