結婚式を目前に控えた青年が車で人をはね、通報せずに友人とその場を立ち去った事件の行方を描く、映画「轢き逃げ-最高の最悪な日-」が5月10日に公開されます。
©2019映画「轢き逃げ」製作委員会
主人公の秀一は、婚約者との打ち合わせに向かおうと、親友の輝を助手席に乗せて運転中、若い女性を轢いて事故現場から逃げたまま、日常生活を送ります。一方、轢き逃げで突然、娘を失った両親は事件を捜査する刑事から、遺留品について問い合わせを受けます。
誰でも巻き込まれる可能性のある出来事を軸に、感情を揺さぶられる群像劇。監督は俳優の水谷豊で、メガホンをとりながら出演者としても被害者の父親を演じています。この映画、映像のほとんどを神戸市内で撮影していて、多くのシーンで神戸の風景がスクリーンに映し出されます。
©2019映画「轢き逃げ」製作委員会
轢き逃げ事件をきっかけに登場人物をめぐる人々の人生が変わっていく……。緊迫したサスペンスから、やがて深い感動へ見ている人を導きます。
テーマソングは、スタジオジブリ「ゲド戦記」「コクリコ坂から」の主題歌でも知られる、手嶌葵。ストーリーに寄り添って、心もようをやさしく歌い上げます。
映画「轢き逃げ-最高の最悪な日-」は、2019年5月10日からOSシネマズミント神戸など全国で公開されます。
映画「轢き逃げ-最高の最悪な日-」
キャスト:
中山麻聖 石田法嗣 小林涼子 毎熊克哉 水谷豊 檀ふみ 岸部一徳
監督・脚本:
水谷豊
撮影監督:
会田正裕(J.S.C)
音楽:
佐藤準
テーマソング:
手嶌 葵「こころをこめて」(ビクターエンタテインメント)
次回は伊藤健太郎主演の舞台・兵庫県立芸術文化センター「春のめざめ」の観劇リポートをお届けします。
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