毎週月曜日に放送中のラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』(20:00−20:30)。5月20日の放送は、『ベルサイユのばら』が宝塚大劇場で初演されてから45周年を記念して、「ベルサイユのばら特集」として放送。リクエストによる、スターが歌う名曲の数々や、当時を思い出す懐かしい役替わりエピソードなどが紹介された。
1曲目に流れたのは、『ベルサイユのばら』を象徴する幕開けの曲「ごらんなさい ごらんなさい」の、1989年、雪・花・星・専科、合同公演のアンドレとオスカル編バージョン。同曲の真ん中で踊っていた小公子役が、和央ようかであったことが明かされた。
続いて、幅広い層に知れ渡る、『ベルサイユのばら』を象徴する一曲、「愛あればこそ」。こちらは1975年花組公演、安奈淳が歌っているものが流れた。
演出家の植田伸爾が、『ベルばら』は時代時代を捉えて発表すると話していたというエピソードとともに紹介されたのは、「平成のベルばら」と呼ばれた1989年雪組公演から、一路真輝のオスカルが歌う「愛の巡礼」。
そして、「20世紀最後のベルばら」と呼ばれた、1991年月・花・雪・星・専科合同公演から、リクエストが多いという「我が名はオスカル」。
この他、2001年星組公演で香寿たつきが歌った「心のひとオスカル」、2013年雪組公演で壮一帆が歌った「愛の面影」、1975年花組公演で榛名由梨が歌った「白ばらのひと」などが選曲された。