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  • 2019年6月13日(木) 11時00分 イベント

    西宮神社で6月14日に関西で一番早い夏まつり「おこしやまつり」を開催


    びわを飾り付けた神輿(画像提供:西宮神社)

     福の神えびすさまの総本社の西宮神社では、関西で一番早い夏まつりという「おこしやまつり(びわ祭)」を、6月14日(金)に開催する。

     昔々、西宮・鳴尾の漁師が、えびすさまのご神像のようなものを網にかけて家に持ち帰って祭り、ある晩の夢で、えびすさまからの「西によき地があるのでそこに移りたい」とのお告げから、村人一同でえびすさまを神輿に乗せて出発。途中でひと休みしたえびすさまが、居眠りし、なかなか目覚めなかったところ、困った漁師が恐れ多くも、えびすさまのお尻をひねってお起こし、さらに西へ進んで、今の西宮神社の地に落ち着かれたという伝承にちなんで行われている、「おこしやまつり」。開催当日の14日は、午後2時から本殿で行う初輿祭(はつよさい)から、おまつりはスタート。びわで飾り付けをした神輿にえびすさまをお載せし、かつてえびすさまをお祀りした鳴尾の漁師の子孫といわれる中野寶森さんや、十日えびす福男、びわ籠を手にした浴衣姿のびわ娘や氏子たちが、神社から、えびすさまが休憩したとされる「おこしや跡地」へ練り歩く。


    おこしや跡地(画像提供:西宮神社)

     また、おこしや跡地では、びわと甘酒の無料配布が先着300人に行われるほか、びわをあしらった特別限定御朱印(300円)の授与もある。

     西宮神社境内には、縁日屋台や昔なつかしい紙芝居も登場。浴衣を着て参拝した子ども先着100人に縁日屋台の補助券も配られる。さらに、神輿巡行コースを中心にめぐるスタンプラリーも実施され、合計で先着800人にうちわやびわなどのプレゼントも用意されている。当日は西宮中央商店街のゆるキャラ「ふくみみ福ちゃん」も来場し、武庫川女子大学の学生たちがびわ娘として参加予定で、おまつりを盛り上げる。

    ※なお、雨天の場合、一部催しの内容が変更になる場合がある。


    おこしや跡地でのびわ配布(画像提供:西宮神社)