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  • 2019年6月17日(月) 15時30分 社会・カルチャー

    登録有形文化財に登録された湊川隧道 登録プレートがお披露目

     日本最初の近代河川トンネルで、兵庫県神戸市兵庫区にある湊川隧道(みなとがわずいどう)が、今年2019年の3月に登録有形文化財に登録されたことを受けて、文部科学大臣から登録プレートが交付され、その除幕式とお披露目が15日に、湊川隧道内で行われた。


    湊川隧道の登録有形文化財登録プレートがお披露目された(写真:ラジオ関西)

     幅7.3メートル、レンガ造りで断面形状が馬蹄型のトンネルは、1901(明治34)年に竣工。地域住民を洪水等の被害から守ってきた。その後、阪神・淡路大震災の災害復旧事業の一環として、新たに新湊川トンネルが完成したことに伴い、約100年間にわたる役割を終了。現在は兵庫県の管理のもと、当時の建設技術を現在に伝える貴重な土木遺産となっている。お披露目当日の15日は月1回の一般公開日にあたり、神戸市立夢野中学校のブラスバンド演奏を実施。その前に、除幕式が開催された。


    当時の建設技術を現在に伝える貴重な土木遺産となっている湊川隧道は、月1回、一般公開されている(写真:ラジオ関西)

     除幕式に参加した「湊川隧道保存友の会」の会長を務める渡邊保さんは「皆さんのおかげで、立派なものをいただき、本当にありがとうございます。これからも、若い方をはじめ、この隧道の認識をもっと持ってもらえるようにしていきたい」とコメント。また、「湊川隧道保存友の会」会員の1人も「20年以上前、最初にトンネルに入ったとき、レンガ(造り)のきれいな状態を見ていました。今後も、今のように(月に一度のイベント時に隧道を)見てもらえるよう、この地域で活動を続けていきたい。(イベントなどで訪れる)子供たちにとっても(見学は)いい経験になると思います」と述べていた。

     湊川隧道では、毎月第3土曜日の13時から15時に一般公開され、楽器演奏、コーラス、民謡などのミニコンサートを開催。また、土木学会が定めた11月18日の「土木の日」にちなみ、例年「新湊川ウォーク~湊川隧道通り抜け~」も行われ、今年は11月10日に予定されている。詳しくは、湊川隧道保存友の会のホームページ(http://minatogawa-zuido.com/)を参照のこと。


    毎月第3土曜日に一般公開し、楽器演奏、コーラス、民謡などのミニコンサートが開催されている湊川隧道。6月15日には神戸市立夢野中学校のブラスバンド演奏が行われた(写真:ラジオ関西)