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  • 2019年9月9日(月) 17時30分 エンタメ

    映画「スマスイ」劇場一般公開へ! OSシネマズ神戸ハーバーランドで9・27から

     スマスイの愛称で親しまれる神戸市立須磨海浜水族園を舞台にした本格的な映画「スマスイ」が9月27日(金)から1週間劇場公開される。夏休み期間中に同園内の特設シアターで無料公開された同作品は約4,000人を動員する大ヒットとなった。

     1957年に神戸市立須磨水族館として開業したスマスイ。87年には特徴的な三角屋根の本館を中心とする姿に全面改装し、名称を現在の須磨海浜水族園として多くの市民に愛されてきた。しかし30年以上が経過し、老朽化のために2023年度中の建て替えが決定している。

     そこで次の世代へ現行施設の記憶をつなぐための映像製作が企画されるなか、市民に楽しみながら観てもらう機会を作るため、単なる記録映像ではなく映画化に踏み切った。


    おなじみのイルカライブ館もロケ場所に(写真:スマスイ製作委員会)

     仕事を失い、妻に逃げられた主人公・田中一郎が、新しい職場に選んだスマスイで新米飼育員として奮闘するストーリー。就職活動と将来に悩む大学生カップルや、妻の仕事復帰を機に家族関係がぎくしゃくする夫婦、病を患い余命宣告を受けた医師とその妻。スマスイを訪れる3組がそれぞれのパートナーとの関係に向き合いながら未来への一歩を踏み出していく。そして一郎も人々の優しさにあふれたスマスイで成長を遂げていく……。

     映画には神戸の劇団赤鬼のメンバーのほか、スマスイで働く多くのスタッフも自ら出演した。イルカやラッコ、ゴマフアザラシ、ペンギン、熱帯魚など人気の生き物たちも総出演だ。なかでも、一郎を見守るスマスイの主として登場するケヅメリクガメの大ちゃんは、ラジオ関西(神戸市中央区)でパーソナリティーを務める谷五郎さんのアフレコとともに名演技を見せた。

     また、物語では阪神淡路大震災直後のスマスイの様子も描かれ、当時の職員たちの熱意が胸を打つ。

     同園での上映時には、映画が終わるたびにお客さんからの拍手が起こり、職員たちはスマスイが市民に愛されていることを実感した。その一方で、限られた席数の特設シアターに入ることができずに帰る人もあり、申し訳ない気持ちが募った。

     そこで同園での上映を観に行くことができなかった方々に映画館の本格的なスクリーンで観ていただきたいという思いを、製作委員会がOSシネマズ神戸ハーバーランドに相談し、上映が実現した。

     映画「スマスイ」は9月27日(金)から10月3日(木)まで1日2回(各回70分)上映予定。上映時間詳細は上映日の3日前にOSシネマズ神戸ハーバーランドのホームページで告知される。大人1,000円。中学生以下500円。なお、特別興行のため各種優待券利用やポイント無料鑑賞は不可。

     また映画「スマスイ」の半券を持って須磨海浜水族園に行くと、10月末まで入園料が3割引になるサービスも。映画に出てくるシーンをぜひめぐって欲しい。(内藤泉)

    映画「スマスイ」公式ホームページ
    https://www.sumasui.jp/movie/


    OSシネマズ神戸ハーバーランドではポスターやデジタルサイネージで映画「スマスイ」PRにも協力(写真:スマスイ製作委員会)